2006年9月29日
カテゴリー:視察
会派東信地域政務調査報告[上]

9月25日(月)から26日(火)にかけて1泊2日で県議会『緑のフォーラム』[一期議員会]では東信地域の政務調査を実施しました。参加議員は、3名。(2日目は他会派の3名の議員が参加)
今回の東信地域の視察で全県下の調査は一段落しました。
今日(9/29)と明日(9/30)の日誌で報告します。
☆9月25日(月)
○水産試験場佐久支場訪問 [午前9時55分~10時50分・佐久市]
〈調査内容〉
(1)試験場の概要について【支場長ほか対応】
(2)場内見学
〈調査成果〉
(1)昭和19年に佐久鯉の養殖研究及び種苗生産のため設置。
昭和45年に現在地に新築移転。
昭和56年に長野県水産試験場佐久支場と改称され、現在に至る。
試験研究の推進として ①鮎冷水病対策試験 ②外来魚および鳥獣被害対策 ③ワカサギ資源増殖対策 ④千曲川水系・底生生物調査 ⑤シナノユキマスのバイテク技術開発 ⑥魚類防疫対策指導(コイヘルペスウィルス病など)などを実施。
そのほかに水産技術の普及・指導、種苗生産と供給(シナノユキマス・ウグイ・フナ)、水辺環境教育等に取り組んでいる。
(2)〈省略〉
○主要地方道『下仁田浅科線』地すべり崩落現場現地調査 [午前11時15分~12時10分・佐久市] ⇒ 9/27の『県議日誌』で報告済み
○農業大学校・野菜花き試験場佐久支場訪問 [午後1時40分~3時20分・小諸市]
〈調査内容〉
(1)野菜花き試験場の概要について 【支場長対応】
(2)農業大学校の概要について 【研修部長・事務局次長対応】
(3)場内見学
〈調査成果〉
(1)試験場は、佐久地方の農業技術支援と特用作物の栽培が目的。
昭和22年、農業改良実験所薬用人参試験地として設置。
平成4年に現在地に営農技術センターが設置される。
平成16年、野菜花き試験場佐久支場に改組。
佐久地方は、野菜生産額約240億円で全県野菜生産の30%。[H15]
主要品目は、レタス、はくさい、キャベツ、ブロッコリー。
研究課題として ①レタス根腐病の総合防除技術の確立 ②局所施肥技術の開発(ポット施肥,機械局所施肥,飢え穴施肥) ③東信地域に適する葉菜類の持続的安定生産(補完品目の検討) ④環境保全型病害虫防除 などがある。
特用作物に関する研究として薬用人参、センブリなどがある。
(2)大正2年、長野県立農事試験場(現長野市若里)に農事講習部設置。[指導学部]
*平成14年に指導学部廃止
昭和6年、長野県立農事講習所実習農場(小諸市山浦)として開設。[営農学部営農学科]
*平成14年に営農学部営農学科廃止
昭和42年、長野県農業技術大学園に実科・研究科設置[営農学部実科・研究科]。
*平成14年に営農学部実科・研究科廃止
平成14年から長野県農業大学校組織改正により、指導部と営農学部を統合して農学部となる。学科は、総合農学科、専門技術科、実科、研究科。
専門技術科[定員若干名]は松代キャンパス(長野市)、実科[定員50名]・研究科[定員50名]は県下5ヵ所の農業試験場、総合農学科[定員60名]のみ1年次が松代キャンパス、2年次が小諸キャンパスとなる。
小諸キャンパスは、総合農学科の学生が学んだ知識・技術を農場で実践する場。専攻コースとして ①作物コース(米、麦、そば、大豆などの栽培) ②畜産コース(黒毛和牛、豚などの飼育) ③野菜コース(30種類以上の野菜を露地・ハウス施設で栽培) ④花きコース(トルコギキョウ、パンジー、シクラメンなどの栽培) ⑤果樹コース(桃、梨、ぶどう、りんごなどの栽培) がある。
総合農学科の卒業生の進路は、農業関連企業[31%]、進学[19%]、就農[16%]、農業団体[14%]、その他企業[10%]など。[H13~17平均]
(3)〈省略〉
○望月少年自然の家訪問 [午後3時55分~4時55分・佐久市(旧望月町)]
〈調査内容〉
(1)少年自然の家の概要について 【所長・次長ほか対応】
(2)施設見学
〈調査結果〉
(1)少年が恵まれた自然の中で活動し、自然観察や野外活動等を通じて豊かな情操を養うこと、また規律ある宿泊生活から家庭や学校では得がたい体験を通して心身ともに健全な少年育成を目的とした学校外教育施設。
昭和53年、開所。今年で30年目。
平成18年度は18回の主催事業を実施。
延べ利用者数は、年間2万5,000人から3万2,000人ほど。1・2・7・8・9月の利用は多いが、3・4・11・12月の利用が少ない。
(2)〈省略〉
[感想]今回の現地調査は私が企画。地元でありながら水産試験場、農業大学校は初めて足を運んだ。また、望月少年自然の家は、中学3年生の夏のキャンプ以来(20数年ぶり)の訪問となった。
水産試験場では金魚の飼い方・殖やし方の相談まであることや農業大学校での畜産コース専攻の5名は今年すべて女性であることなどの説明を受け、驚いた。
望月少年自然の家では、研修室が少ない、野外の炊事場が足りないなどの課題を伺った。
なお宿泊は、島崎藤村ゆかりの『中棚荘』[小諸市]。文化の薫り高い街で生臭い話はしないようにしましたが・・・、この日(9/25)は、安倍新総裁のもと自民党三役が決まった日。やはり話題は国政や県政が中心になりました。
2006年9月29日(金曜日)