2006年11月14日
カテゴリー:視察
11・8~10 県議会『商工生活環境委員会』県外[福岡・佐賀・長崎]視察調査報告(下)

☆11月9日(木)
○『東陶機器』株式会社 小倉第二工場訪問 [午前9時30分~10時40分・北九州市小倉南区]
〈調査内容〉
(1)会社と工場の概要調査について 【工場長ほか対応】
(2)工場内見学
〈調査成果〉
(1)会社創立が大正6(1917)年の老舗。
建築用設備機器としてレストルーム商品(便器・システムトイレ・ウォシュレットなど)、バス・キッチン・洗面商品(ユニットバス・給湯器・システムキッチン・水栓金具など)、その他商品(タイル建材、食器洗い機など)の製造販売。
小倉第二工場は、昭和42(‘67)年に稼動し、金具製品の生産を開始。
その後、ホーローバス、ウォシュレット製品、手すり製品、水電製品、電気温水器を製造。
平成11(‘99)年ISO14000を認証取得。
(2)〈省略〉
○佐賀県くらし環境本部訪問 [午後1時30分~2時20分・佐賀市『アバンセ』]
〈調査内容〉
(1)『佐賀県民の消費生活の安定及び向上に関する条例』についての概要調査 【参事・課長ほか対応】
〈調査結果〉
(1)平成17(‘05)年4月から改正条例スタート。旧条例では消費者の保護に重点が置かれていたが、改正条例では消費者の自立支援と消費者の自立を追加。(3つの基本理念)
さらに県民が安全・安心な消費生活を送るために消費者の9つの権利を明記。
そして①個別被害の救済 ②消費者教育・啓発 ③不適正な取引行為の監視の3つの施策を一体的に推進。
今までに2件の悪質な業者を行政処分。
○『岩尾磁器工業』株式会社本社・西有田工場訪問 [午後3時30分~時・佐賀県西松浦郡有田町]
〈調査内容〉
(1)会社と工場の概要について 【常務・営業部長・総務部長ほか対応】
(2)工場内見学
〈調査成果〉
(1)創業はなんと享保年間。(1620年代・今から約380年前)
その後、大正10(‘21)年に『岩尾合資会社』、昭和11(’36)年に『岩尾磁器工業株式会社』に改組し、社名変更。
歴史ある陶磁器はもちろんのことセラミック原料を使った新しい磁器製品の製造、壁画やオブジェの制作など幅広く事業展開をしている。長野県へは東筑摩郡波田町の波田総合病院(原田泰治氏原画の“みずばしょうの詩”)、岡谷市の武井武雄の世界・イルフ童画館(武井武雄氏原画の“星曜日”)に磁芸壁画が納入されている。
西有田工場はニューセラミック工場。
(2)〈省略〉
[感想]最初に訪問したTOTOは驚くことばかり。
まずは工場で働いている皆さんの作業着がピンクやブルー、オレンジなどが使われており、とてもカラフル。案内をしてくださった工場長さんのユニフォームも男性(しかも50代)でありながら上下ともピンクでした。
さらに工場内の床にはところどころに“いらっしゃいませ”の文字が・・・。
工場内はとてもよく整理整頓がなされており、花も飾られていました。工場長さんの「隠そうとするものは逆に見えるようにする“見える化”」との話が印象的でした。
従業員の皆さんも明るくはきはきと「こんにちは」と声をかけてくださり、TOTOの行き届いた社員教育を垣間見ました。
佐賀県では『県民の消費生活の安定及び向上に関する条例』を調査。
消費生活センターの窓口が県内すべての市町[23]に設置されており、これは全国初とのこと。
もちろん条例の中身も大変参考になり、今後長野県が条例を制定していく際に大いに学ばせていただきたい内容であった。
最後に伺ったのは有田町の岩尾磁器工業。
実際に見学した西有田の工場は、ニューセラミックの製品製造でしたが、磁芸壁画が私の興味を引きました。
なおこの日はバスでの移動時間が長かったため建設業協会から問題提起のあった案件について調査する会の運営等進め方について議論をしました。
名称は、『地域産業関連金融問題調査会』とする。調査会は、今後、広く県民の意見を求めたり、金融機関の実態調査、金融庁への申し入れ、県の制度資金の充実を目的に活動していくことを決めました。
12月定例県議会までわずかしかありませんので、効率的に調査会を運営していかなければなりません。
2006年11月14日(火曜日)