県議日誌

カテゴリー:視察

5・20~22 自民党県議団初の県外[島根県・大阪府]視察調査(上)

 5月20日(日)から本日(5/22)まで自民党県議団初の県外視察調査に行ってきました。視察先は、島根県と大阪府でした。
 なお参加者は、古田議員、望月議員、本郷議員、木下議員、村石議員、風間議員、西沢議員、丸山議員と私の9議員と宮崎局長。
 本日と明日(5/23)の『県議日誌』で報告します。

☆5月21日(月)

○『島根県益田県土整備事務所』訪問 [午前9時30分から10時50分]

<調査内容>
  (1)益田川治水ダム建設事業のあらましについて(益田県土整備事務所維持管理部職員対応)

<調査成果>
  (1)①過去に人命を失う災害が発生[昭和18年9月,47年7月,58年7月,60年7月等]
     ②治水ダム建設に着手
      昭和47年度に予備調査着手、その後、国道191号の付け替え[平成8年12月]や益田川ダム(穴あきダム)本体完成[平成18年3月]、笹倉ダム本体完成[平成19年3月]と事業が進捗
     ③全体の事業費は、294億円

○『益田川ダム』・『ひだまりパークみと』現地調査 [11時5分から11時35分]

<調査内容>
  (1)益田川ダムの概要について

<調査成果>
  (1)①水害防止のため950㎥/sのうち380㎥/sの洪水調節を行うことが目的
    ②河床部に高さ3.4m×幅4.45mの常用洪水吐きが2門あり、平常時には水は貯めずに洪水時のみ水が貯まる治水目的の専用ダム
    ③本体の建設工事費は、約52億5,000万円
     工期は、平成13年3月から18年3月
    ④堤高は、48m
     堤頂長は、169m
     型式は、重力式コンクリートダム

【感想】浅川の治水対策として検討されている“穴あきダム”の本物を実際に調査。(*浅川では、堤高53m、堤頂長165m、常用洪水吐きは1.1メートル四方を検討中。)
 田中県政当時、“河道内遊水地”という呼び名をつけたこともあったが、実物を見るとまさしく“ダム”!
 島根県から「常用洪水吐きを河床に設置し、放流特性のみで洪水調節を行う自然調節方式のダムであり、上流から流下してくる土砂を流水と一緒に下流に排砂したり、生息する魚類がダム上流に遡上することが可能であり、環境にやさしいダム」との説明を受ける。
 浅川流域の地盤の安全性が問われていますが、この課題は、専門家の見解に任せるとして、私は、浅川への“穴あきダム”建設には賛成の立場です。その理由は、①100年確率での整備を県は約束していること(国の認可も100年確率でとっている) ②新幹線用地が未買収となっていること からです。
 『脱ダム』の理念に共感は覚えるものの浅川には理想だけを押しつけるというわけにはいかないと考えています。砥川のように最初は50年確率で整備し、100年確立を目指していくという約束をした(国の認可も50年確率で取得)のであれば、とことん『脱ダム』を追求しても良いでしょうが、浅川の場合は砥川の事例とは異なります。
 6月定例県議会でも『脱・脱ダム』が議論になるでしょうが、今回の視察調査の成果を活かしていきます!

070522.jpg

2007年5月22日(火曜日)