2007年8月23日
カテゴリー:視察
8・16~18 県議会『自民党県議団』県外視察[北海道](上)
『自由民主党県議団』は、8月16日(木)から18日(土)にかけて2泊3日で北海道へ視察調査を実施しました。参加議員は、17名でした。
この県議日誌の中で2回にわたって報告をします。
☆8月16日(木)
○DMV視察調査 [斜里郡小清水町・午後2時~3時30分・JR北海道対応]
〈調査内容〉
(1)DMVの概要調査
(2)DMVの走行視察
〈調査成果〉
(1)JR北海道が開発したデュアル・モード・ビークル[DMV=線路と道路の両方を走る乗り物]の概要を調査
・鉄道車両製造コスト低減による地方閑散線区の経費節減を目的に平成16年に試験車が完成。(鉄道車両は約1億円。マイクロバスは1000万円弱。DMV[市販のマイクロバスを改造]は2000万円強。)
・特徴は、①鉄道と道路の乗り換えがわずか10~15秒 ②鉄道と道路のインフラをそのまま活用 ③ゴムタイヤの寿命延伸 ④走行安定性向上 など。
・課題として ①定員が16名のみ(マイクロバスを改良し、さらに運転手2名、ガイド1名が乗車するため) ②地元バス会社が運行(バス運行には事業者資格が必要であるがJR北海道にはない) ③旅行業商品として販売(定員が少ないため乗車希望の殺到が予想されることから鉄道と貸切バスをセットした企画旅行商品[浜小清水駅~藻琴駅]として販売) ④試験的営業運行 など。
(2)<省略> *写真参照
[感想]新幹線並行在来線長野以北の参考にするためにJR北海道が開発したDMVを視察。(*JR北海道のHP http://www.jrhokkaido.co.jp/new/dmv/index.html を参照してください)
鉄路と道路の両方を走れる車両は、まさに“夢の乗り物”であるが、課題が多いことが判明。
今回のJR北海道が開発したDMVの乗車定員は、マイクロバスを改良した車両のためわずか16名。大型バスを改造した車両にすると線路幅よりもタイヤ幅が広くなってしまい、線路を走ることが不可能になる。
この車両をそのまま長野以北に導入することは困難か・・・。
しかし収穫もありました。このDMVは、斜度1000分の25までOK。と言うことは、(確か)1000分の15の斜度である碓氷峠はのぼることが可能。現在廃線となっている横川駅~軽井沢駅間の復活に向けて光明が出てきたか?
常時生活列車として走らせることは困難にしてもいまだに根強い人気のある碓氷峠ですから観光列車として導入を働きかけていくことは、「現実味がある!!」との感想を持ちました。
![DMVについてJR北海道の担当者から説明を受ける(浜小清水道の駅・浜小清水駅にて)<br />
いよいよ線路に入ろうとするDMVと釧網線[釧路~網走]を走るローカル列車<br />
線路を走るDMV(浜小清水駅~藻琴駅)<br />
線路を走るときは、タイヤの前後に鉄輪が出てくる<br />
翌朝(8/17)網走駅前ロータリーにDMVが出現!?(網走駅)<br />
おまけ)時期は過ぎていましたが、“ハマナスの花”が綺麗に咲いていました!!(釧網線原生花園駅)](http://kiuchi.mdd.jp/070823.jpg)
2007年8月23日(木曜日)