2008年9月 9日
カテゴリー:視察
8・27~29 県議会『社会衛生委員会』現地調査[中信・南信](中)
●8月28日(木)
☆知的障害者通所授産施設『アンサンブル伊那』 [伊那市・午前8時45分~9時50分]
〈調査項目〉
①概況調査【理事長ほか対応】
②施設見学
〈調査成果〉
①○沿革:平成14年4月、通所授産施設『アンサンブル松川』[定員40名]開設。
同時にケアホーム・グループホーム『松川第1ホーム』開所。(現在までに『第3ホーム』まで開所し、利用者は、21名)
平成17年5月、『アンサンブル伊那』[定員20名]開設。
同時に『伊那第1ホーム』開所。(現在までに『第3ホーム』まで開所し、利用者は、21名)
○基本方針:(1)“経済的な自立をめざそう”
・障害基礎年金と自力での収入(授産施設活用)
(2)“生活を組み立てよう”
・障害のサポーターとしての社会福祉法人(「親なきあと」の心配はもういらない)
・町の中でケアホーム・グループホームで暮らす
・楽しい人生のための地域のネットワーク作り
○授産内容:(1)カフェレスト班(コーヒー・軽食の提供・運営)
(2)クッキー班(クッキーの製造・販売)
(3)アウトドア班(野菜作り,薪の製造・出荷)
②省略
☆知的障害者総合援護施設『西駒郷』 [駒ヶ根市・午前10時20分~11時50分]
〈調査項目〉
①施設概況【所長,支援センター所長ほか対応】
②施設見学
〈調査成果〉
①○沿革:・昭和43年7月、開所。今年で40年を迎える。更生部(定員250名の知的障害者更生施設)と生業部(定員100名の知的障害者授産施設)を持つ知的障害者総合援護施設。
・平成16年3月、『基本構想』[5年間で250人程度の地域移行]策定。
・平成17年4月、指定管理者『長野県社会福祉事業団』による管理・運営業務の開始。
・平成19年11月、『さくら寮』開設。
○課題:(1)地域生活移行の推進。
(2)指定管理期間の満了(平成20年度末)と期間更新。
(3)障害者自立支援法による新事業体系への移行(平成23年度までに)
(4)利用者の減少と施設運営の効率化
(5)適切な人員の確保と人材育成
(6)居住環境の整備
②省略
☆県立『阿南病院』・阿南介護老人保健施設『アイライフあなん』 [下伊那郡阿南町・午後2時45分~4時]
〈調査項目〉
①概況調査【院長,副院長兼看護部長,事務部長ほか対応】
②施設見学
〈調査成果〉
①省略
②省略
[感想]『アンサンブル伊那』では、「福祉施設の公的運営は、その歴史的使命を終えた!」など小椋年男理事長から本音に迫る話をお聞きしました。
施設開設のきっかけは、ご自身に28歳の知的障害児があり、どこも受け入れてくれないので、「それでは自分で施設をつくろう」ということで社会福祉法人を立ち上げたとのこと。(このように障害児が施設には入れなくて、家族が施設を開設するという事例は全国でも多く聞きます。)
「(授産工賃は)3万円支払える運営を最初から目指している!」、「クッキーは、憐れみや同情ではなく、しっかり売れる味のものを作る!」など、施設運営に対する強い思いがひしひしと伝わってきました。
さらに批判の多い『障害者自立支援法』についても評価できる点(①最低人員のみで定員を撤廃 ②グループホームの制度化が順調に進んでいる)を伺いました。
民間の施設運営の“元気・やる気”を学びました!
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2008年9月 9日(火曜日)